阿武町森林経営計画地の施業を開始しました

 

 

昨年より進めてまいりました、森林経営計画に於きまして、平成28年5月よりいよいよ本格的な作業を開始いたしました。

当然の事ではありますが、木は切ってしまえば二度と元に戻すことは出来ません。それゆえ、山林の地籍境界と所有者確認はもとより、山主様には作業の内容及び主旨を十分ご納得いただいた上で作業を開始しなければならないとの思いで、慎重に進めてまいりました。これまで1年以上の歳月がかかったわけですが、作業開始にあたりましてご理解・ご協力いただきました山主様をはじめ、地元の方々や町と県職員の皆様並びに阿武萩森林組合様に感謝申し上げます。

作業の進め方につきましては、山主様や近隣の方に作業工程表などお渡しし、ご説明して回りましたが、本ページでも案内させていただきます。

 

1、五月中旬より六月上旬

① 切った木を集積する為の土場を確保するべく、200㎡程度全伐します。(5月21日完了)

② 旧公会堂付近より入って、果樹園へ抜けていく既存の林道(約800m)の道幅を、重機が入れるよう3m幅に広げ、必要なところには砕石を入れます。(5月31日完了)

③ 林道沿いの雑木・竹の場所を、全伐して出荷します。

 

2、六月13日より、七月上旬

① 上記1で拡幅した林道を基幹として、支線の作業道を7本程度、新規に開設します。

 

3、七月中旬以降

① 作業道沿いの木を伐採していきます。 杉・桧は間伐し、雑木・竹は全伐します。

 

*基本的に作業は、各工程ともに、南から北へ進めていく予定です。

例)1-② 南から北へ、道幅を広げていきます。

1-③ 南の雑木から切り始めて、北上していきます。

 

1-③で切り出す雑木は、通常のやり方では採算的に厳しく、山主様へお金が戻ってくる事はまれであると思いますが、今回は森林経営計画区内の伐採木ですので、発電用にいわゆる「間伐材等由来の木質バイオマス」としてチップ加工し付加価値を上げて販売する事により、少しでも多く山主様へお金が戻せるようにしていきたいと考えておりまして、この点が今後継続して施業をおこなっていくための重要課題であると認識して取り組んでおります。杉や桧の用材はもとより、雑木や小径木あるいは枝葉でも山主様へお金を戻せるようにすることにより地域経済を潤し、そのお金を基に必要な山には新たな植林を行い豊かな森を次世代へ繋いで行けるようにする事が、私共の仕事であると考えます。

作業をするにあたりまして、近隣の皆様のご迷惑となりませんよう注意しながら進めてまいりますが、お気づきの点などございましたら、すみませんがご連絡頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

IMGP4967間伐完了22