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林業専用道(林道)の開設

・木材を搬出するための道には、その用途の違いによりいくつかの種類があります。
1林道:効率的な森林の整備、地域産業の振興等を図る目的で、地域の基盤となる一般車両の走行を想定した道。
2森林作業道:林業機械の走行を想定した道。
3林業専用道:基線となる林道と森林作業道をつなぎ、木材の搬出機能の向上を図る目的で、大型トラックによる木材の搬出を想定した必要最小限の規格構造の道。

昔作られた林道は、残念ながら林業の衰退とともに荒れてしまい、今では車の通行が難しいところもありますが、どこにどんな道があるかはパソコンから山口県の森林情報公開システムで確認する事が出来ます。(3は1に含まれ、林道として表示されます。表示される規約に同意の上ご利用ください。スマホでは表示されない場合があります。)

聞くところによりますと、3の林業専用道について山口県ではこれまで、全て市町村が事業主体となって開設が行われて来たようですが、吉岡土建では令和元年度より自身が事業主体となっての林業専用道の開設を行っていまして、令和4年度までに全長約2キロの計画の2/3の開設が完了しました。
福賀地区はイラオ山という比較的大きな火山が活動していた地域ですので、火山灰土に覆われた柔らかい土地のところが多く地盤改良が大変ではありますが、土木工事で培った技術を生かした効率的な施業でこれまで順調に進める事が出来ています。

全線開通は令和7年度の予定ですが、完成した後にはこの道を基幹とした上記2の作業道を伸ばして間伐等行い、周辺にある豊かな森林資源を最大限に活用していきたいと考えておりますので、皆様のご協力を頂きたく何卒宜しくお願い致します。
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